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あけましておめでとうございます。   

2011年 01月 02日

 
 新年早々、日本で一番ニュースに取り上げられる都道府県になってしまった
 鳥取県から新年のご挨拶です。

 長く鳥取県で暮らしてきましたが、私の生涯でも初めて見る雪の量でした。
 年末は泊まりがけで都会に出かけ、大晦日の朝に帰ってきたらまさかの銀化粧。
 でもその時はまだ序の口でした。 大山のスキー場で雪崩事故が起きた頃は、
 まさに雪が増え続けていたところでした。

 日中とは思えない速度で雪が嵩を増していって、
 紅白歌合戦の途中に庭に出て外を見たらもう笑うしかない状態で、
 行くはずだった除夜の鐘つきも諦め、
 ついでに元旦に出かけるのが恒例だった初詣の出雲大社も諦めて。



 紅白の傍らで家族が国道9号線の定点カメラを見ており、
 映っている車がいつまでも動かないことを訝しがっていました。
 更にはJRも動かなくなっていることも後から知り、
 完全に麻痺した我が県のことを報道で眺めながら、自分の家の雪かきをやって元日は終わり。
 それすらもままならない、雪の量でした。

 今回のことは、ひとつの警鐘として生かしてほしいと県民は思います。
 というのは、幹線道路が今回有名になった国道9号線しかなく、
 こうして事故が起こると県の東西の流れが完全に分断されてしまうのです。

 これを問題視して、新しい自動車道の整備が目下進められているのですが、
 時折世間から「ムダな道路を造るなー!」とシュプレヒコールが飛んできて、
 以前にも頓挫の危機に直面したことがあります。
  
 道路が飽和しているのは、都会の話。
 国道を一本塞がれたら列車の救助ひとつできない場所が、
 まだ日本にあるんだと知ってもらえればいいなと思います。
 間違ってもこの事業は仕分けないでください。
 鳥取県は東を見ても西を見ても、道路のバックアップが非常に乏しいです。

 少しずつでもいいので、この問題が解決に向かってくれればと願い、
 大きく出足から躓いた2011年が何とか盛り返してくれるよう最後にお祈りして、
 今年一発目の更新は終わりといたします。
 


 私個人は……今年はもっと時間を有効に使うよう心がけます!
 ぼけーっと過ごす時間を徹底的に減らしましょう。
 手始めにこのお正月休みはお部屋のお掃除から始めて……
 
 ……何はともあれ今年もよろしくお願いします! 
 
 

# by taoyao | 2011-01-02 22:52

大石投手を当てた!   

2010年 10月 29日

 というわけで久々に更新したと思ったらプロ野球の話題ですみません。
 6球団競合を2年連続でツモるとか渡辺監督尋常じゃありません。
 残業に向かう前の休憩時間、携帯電話で速報をチェックしてましたが、
 正直競合確実の大石は避け、榎田あたりを単独指名で獲得出来たら
 万歳じゃないかと思っておりました。
 
 大石投手はとにかくストレートが見栄えする投手で、
 素晴らしいその成績以上に、華やかな雰囲気があります。
 一野球ファンとして、胸の空くような投球をプロの舞台で
 いち早く見てみたくもあり、それが西武のユニフォームでとなれば有頂天。
 改めて、渡辺監督の豪運に五体投で敬意を表したいと思います。



 母が「あの格好良かったナベQが今こんなになっちゃったんだ……」と、
 若干寂しくなった場所を見つめて失礼きわまりないことを言ってますが、
 まぁ髪を悪魔に捧げて引き替えに今の運を手に入れたと思えば……(ぇ
 
 とりあえず、斎藤・福井共々、早稲田勢はリーグ戦に集中するようです。
 早く西武の帽子被った姿見てみたいですね。
 

# by taoyao | 2010-10-29 00:54 | ライオンズ(野球)

はやぶさ帰還 / 日本人らしいというか   

2010年 06月 13日

 すっかり感情移入してしまいます。
 最後に流れ星になるというのが、何ともドラマチックで切なくて……

 言ってしまえば一台の機械でしかないはやぶさに対して、
 涙を伴う感情を抱くことができるってのは
 すごい素敵なことだなーと思います。

 はやぶさに心があるなら、今どんなことを感じているだろうか……と、
 子供っぽいお伽噺ではありますが、それを躊躇いなく想像できる。
 こういう夢は、何とも日本人らしいと思います。

 ネット上の知人間ではありますが、目下みんなで心を共有して騒いでおります。
 私も一緒にはやぶさに想いを馳せつつ、
 驚くほどの盛り上がりっぷりに何だか嬉しくなるのでした。

 人でない物を人のように、みんなで想いを寄せるというのは、
 繰り返しになりますが本当に素晴らしいことだと感じます!
 

# by taoyao | 2010-06-13 22:51 | ニュース

一応途中段階として   

2010年 05月 23日

 一番だめだなーと思うのは、報道で口蹄疫の全容が伝わってこないことです。
 国策の不備に触れられない奇妙さは既にネット社会で言い尽くされてますが、
 それを抜きにしても、感染拡大の過程と「人には感染しません」「殺処分です」という
 断片的な情報だけしか伝わってこない。
 紛れもない重大ニュースの筈なのに、、「致死率の低い病気ならいいじゃない」とか
 「別に殺さなくていいのに」とか、耳を疑うような浅薄なコメントが
 テレビのコメンテーターレベルで出てくる有り様。
 結局私は、口蹄疫については自分で調べたのでした。

 東知事がマスコミにキレてみたら、それだけはきっちり報道される始末。
 キレた方とキレさせた方と、どっちが悪いかはさておきますが、
 「知事の決定」を下す発言と「地元の農家のための」発言は、
 感情を考えれば当然相剋してしかるもの。
 このまま行けば知事がぐずぐずしててどうにもならない、ともなりかねませんが、
 今はまだ悩みの深い時期だと思います。
 当然ながら少なくとも、外遊していた大臣よりは当事者意識があると思いますので。
 
 ◆

 ウィルスで起きる伝染病について原因をどうこう言っても仕方ないし、
 今更問題なのはそこではありません。
 究極的にはやはり、赤松さんに当事者感・危機感が足りなかった(口蹄疫がどんな病気で
 どう扱われている病気なのか、当初把握していなかった節がある)のと、
 ここまで本格的な流行に当事者全員が慣れていなかったこと。
 大臣であれ県知事であれ、特定個人を譴責して伝染病が治まるならそうすればいい。
 与党を攻撃しつづけて宮崎の農家を救えるなら、いくらでも攻撃してたらいいのですが。

 とにかく、問題をもっと国民で共有しないと話にならない。
 私自身、twitterで宮崎に関わりのある人に色々聞かされて初めて知った事が多かったです。
 事は全国規模の問題だという意識が浸透しなければ、
 いつまでも当初の赤松さんのような、典範通りのうわべばっかりの対策になりそうな気がする。
 私自身知りたい情報・勉強しきってないところは沢山あるので、
 今後出てくる情報は漏らさず収集しておきたいと思います。
 
 知ってる人が騒いでたから私も重大さを知ったようなものですし……
 現状を知ってみると、やっぱり今の報道には若干の違和感を抱くのでした。
 

# by taoyao | 2010-05-23 15:24 | ニュース

ニュースあれこれ   

2010年 04月 04日

◆巨人の木村拓也コーチ予断許さず 意識不明で危険な状態

 野球が好きな人に好かれる選手でした。
 派手派手しい活躍とは無縁でしたが、妙味を感じるプレーヤー。
 未だコーチに転身したのが信じられないくらい最近まで第一線を張っていた人で、
 尚更無事な回復を祈るばかりです。

三重で上げ馬神事 1馬転倒死「問題なし」
 
 お祭りの「女人禁制」とか動物の荒行を男女差別や動物虐待呼ばわり出来るかというと、一概には言えないそうです。伝統行事なんだから! と、社会では言われる。
 ま確かにそうかもしれません。
 ですが、そのしきたりが元々差別観念に立脚したものだったり、神事という看板を借りてごく享楽的な発祥を持っていたり、といったことも多々あるのが事実。
 曖昧模糊とした来歴だったり、宗教に関わる繊細な問題であるのをいいことに伝統の二文字を逃げ口上に使っているパターンがあるのですが、これには虫酸が走る。
 昔から続いてきた伝統行事だから道徳は関係ない、ってのは、ただの言い訳でしかないので注意が必要。
 「伝統」なのか「因循」なのか、最終的には単純にその行事を愛す人の声と忌む人の声の数を、冷静に見くらべる必要があります。

 それはそうと御柱行きたいです。

消費者重視のSIMロック解除 料金低下につながるか

 iPhone使いたいので歓迎したい動きです。
 スマートフォンに手を出したいのですがドコモには納得いくものが無く、今の携帯はSH-04A
 スマートフォンくずれのような機種ですが、メールの打ちやすさが段違いで満足してます。

 記事中にも触れられていますが、携帯本体の料金が上がる可能性があると思います。
 ただ一方でメーカー側から見ると、開発リソースや販売チャンネルの一本化により低減されるコストも大きい。とかく今の市場は無駄が多い。

 総務省の提案が受けいれられた場合、各キャリヤーはまずいかにして個性化していくかが重要になります。
 SIMフリーとなれば競争の場は必然的に通信網の充実と利用料金面へスライドするでしょうが、単純な駆けっこでは過当競争になってキャリヤー側が仲良く疲弊しかねません。
 収入モデルの確立、とも言い換えられます。ごく分かりやすい一例を挙げると――雑誌の記事レベルながら、欧米では将来的な従量制への復帰が、やはり今時点ですでに取り沙汰されているとのことでした。

 ユーザ側は期待ばかり膨らませますが、まずはSIMフリーがもたらす課題をキャリヤーがクリアしないと、砂上の楼閣になってしまいます。
 『ガラパゴス状態』と揶揄された日本の移動体通信事業そのものが当たるべくして当たった壁。業界単位で考えれば、しかしいずれは健全化されるべき問題です。

 

# by taoyao | 2010-04-04 03:13 | ニュース