人気ブログランキング | 話題のタグを見る

即刻罷免を。   

2008年 09月 26日

 正直なところ、門出を飾る時期にいきなりデカいのを3発ならもうレッドカードで良い。

 即刻罷免という処分が妥当かどうかよりも、それをやれば私は麻生さんを首相として多少期待できるかもしれないと思える。だから罷免を求めたい。
 ダメなところをダメとして斬り捨てられる人なら期待出来ますよ。まあ、そんなパフォーマンスみたいな素振りで生け贄みたいに簡単に大臣クビにして道徳的に良いのかどうか、って考え方もありますがでもそれだけのことをしたんだから。
 現在は麻生さんアメリカで論説中ですが、日本に帰ってきてからの身の振り方が見物です。



 まあ――
 これは時折他のエントリでも書いてますが、失言の一つ二つで政治家を評価するのは本来横着かもしれません。ですがこれも折々書いている通り、国民は政治家の善悪について、政策よりもまず人となりで判断する。
 コイツは人間として、教養レベルとして、大臣の役に相応しい人物かどうかって。

 公的にマズい発言を「いきなり」「三つも」発言した時点で、この政治家を大臣として信頼しろっていう方が無理な話。違いますかね?
 個人的には日教組やアイヌの言い分にしたって大嫌いなのでその点では多少胸が空く思いも感じたのですが、「公人」としての言葉選びすら出来ない人間が大臣におさまってる内閣を、一体誰が信じられますかって話です。
 そうそう、「私人と公人の発言は分けたい」とか後で言ってましたね。あれはもう、ホントでも嘘でも言っちゃダメなこと。
 失言そのものよりも、後の釈明でそんなこと喋ることが何より失笑モノ。本心では反省してませんよって公言してるようなもの。
 だから言うんです、この人間を大臣に選んじゃったことを非として認め、彼を即クビに出来るんなら麻生さんを多少見込んでも良いと。振るえる鉈を振るえる人だ、これはちゃんと弁えてる人だ、と。
 この内閣を信じられるかどうかの大事な時期ですもの。
 もしそれが出来ないなら、所詮は政党の走狗であるって見ちゃいます。現段階では。

 いずれにせよ、この早さでの失言は恐らく人選段階でのミスまで疑われるのでしょう。
 人を見る目ってのは大事ですね。
 まあ人を見る目がある自民党なら、麻生さんを首相になんてしないんですけどね(
 いやもう、私はまだ麻生さんを信用してませんので……。

 この事件に際しての心配事はひとつ。
 失言に対して鉈を振るうと、それは御自分が将来失言なさった時に跳ね返ってくる刃となる。
 そんなこと心配しながら政なんて出来るわきゃ無いんですが、その心配をしないといけないのが麻生太郎という御方。まずは取り巻きが1ミスを犯しましたが、ここで厳しく行けば行くほど、将来に御自分が「やらかしちゃった」時に払うツケも大きくなる。
 どっちを取るか見物ですね。
 いや、面白がってちゃいかんのですけど。

by taoyao | 2008-09-26 22:27

<< 優勝おめでとうございました 負けて舌を出すんじゃない。 >>