外国人 ★ L11-4H   

2008年 05月 15日

 新外国人はオープン戦じゃ分からない、実際に開幕してみないとどっちに転ぶのか本当に分からん――と、口を揃えるのはプロの首脳陣。
 成長如何以前に、色んな意味で”まるで別人になった”というのはよくある話。得手不得手――日本の野球と米国のベースボールが、それだけかけ離れたプレースタイルをしているということ。
 その選手の特性が、日本の野球に照らしてどうなのか――技術論をはじめ性格や調整法、その他公私のほんの小さな癖に至るまで、色んなものが成功と失敗の境目を左右する。こういう選手なら日本向き、という、決まった答えは未だに出ない。
 単純な見た目の技術論やオープン戦の数字などだけでは、況んや何も分かり得ない。
 キャンプ視察と銘打った評論家のコラムをシーズンインと同時に覆してしまった選手など、良い意味でも悪い意味でも、過去の歴史に沢山居た。
 
 早くから"失格"の烙印を押されていたボカチカ選手がここまで捲土重来を果たしたその理由も、正確なところは誰にも分からない。或いは本人さえ、分かっていないかもしれない。
 タイミングの取り方を変えたということだけ本人は宣っていたが、この劇的なまでの変貌には、やはり様々な秘められた要素が物を言っているのだとも思う。単純に変化球を打てるかどうかとか、研究熱心かどうかだけがサクセスの鍵を握っているのなら、そういった選手だけ集めていれば良い。ボカチカがそういった選手かは別として、スカウトの眼力が発達したであろう今でも尚、日本に来る助っ人達は賽の目のよう、に気まぐれに当たりはずれを指し示す。
 ボカチカ選手のここまでの活躍を、根拠を持って予想していた人は本当に少数ではないか。
 スカウトの眼力を褒めるべきか。それとも、やはり"宝くじ"なのか。
 どちらにしても、毎年刷新されて日本にやってくるバラエティ豊富な助っ人達が、日本プロ野球の魅力の一助となっていることは間違いない。


 明日の先発は西武が西口、そしてホークスは"外国人選手"のパウエル。
 スタンドリッジ、ホールトン、ガトームソンと撃砕してきた中で唯一打ち込みきれなかった助っ人投手。最後の一人を打てるか。
[PR]

by taoyao | 2008-05-15 02:23 | ライオンズ(野球)

<< まとまりかた ★ L10-3H シフト ★ L9-0B >>