「刑事罰」には少し疑問   

2007年 02月 20日

母親を保護者遺棄で書類送検 スノボ中自室で2歳児焼死

刑事罰、と来ましたか。言われてみれば分からないでもないですが――
母親自身は食事や採暖の手段を整えて外出しているだけに、これは少々厳しい。
家を空けた時間と空けた理由が汲まれての処置かもしれないが、それでは正直、同罪の
規定趣旨に必ずしもそぐわない気がする。
そう考えると刑事告発に妥当するかどうか、右から左へ回答が出る問題ではないように私は思う。

無論、母親を擁護する気は毛頭無い。
言わずもがな人道に悖る行為だし、一般論から言って「親失格」に違いはない。
「食事も用意してたのに~」云々という話は、あくまで法律的な検討でのハナシ。
2歳(2歳0ヶ月と2歳11ヶ月は大分違うのでそこも注意したい)の幼児に粗食と申し訳程度の
暖だけ与えて早朝から深夜まで遊び回るとは、当然非常識ではある。
だからといって即刑事罰、というのもしかし濫用法理で、この辺はもう少し慎重な
検討を要したのではと思う。
事態を勘案する限り一応理解出来る余地もあるが、刑事罰を感情や見せしめで使うと
大変なことになる。

……とにもかくにも、後の審理は裁判所に任される。そしてそれを待たずとも、この母親自身には
充分すぎる灸が据えられたことと思う。
ただ、明日は我が身。ただ一片の哀しい惨劇で終わるのではなく、子供を預かる父母の
全体へ、あらためて警鐘を鳴らす機会になってくれなければならない。
いつも思うことだが、二度と同類の事件が起きぬ事を願うばかり。
[PR]

by taoyao | 2007-02-20 21:26 | ニュース

<< 最初で最後の実戦 ★ L3-4C children in &qu... >>