がんばれ東国原   

2007年 01月 23日

宮崎県知事選

有名人が知事に当選する時は決まって「他にいなかったのかよオイ」という批判が外野から
飛んでくる。これは宿命的なものなので、今しばらくは堪え時だ。

民主推薦・川村氏と差が付いたのは昨今の民主不人気に起因するとしても、
自民公明が擁立した候補がここまで引き離されるとは予想外だった。前職の安藤氏が
自民党系だったとはいえ、宮崎は衆院選挙区が全て自民党系という保守的風土と
聞いていた(どっかの新聞のコラム)から、この大差には驚き。
数年前世間を騒がせた薬害エイズ問題の主格の息子というのも、案外中高年層には
受けが悪かったかもしれない。
まあそれを言えば、川野氏もいつぞの接待汚職でミソをつけてはいるのだが。

まあやはり、何より官製談合による前職者の辞任という経緯が県民の意識を動かしただろう。
ただでさえ宮崎県は20年前にも一度大規模な汚職事件で知事逮捕という憂き目を見ており、
自民であれ民主であれ、政党の息がかかっていることはかえって追い風にならなかった。
宮崎県民は党の後ろ盾より、「何にも染まっていない」ということを重視したように見える。
失礼ながら地方人は何かと長い物に巻かれる傾向が残存してたりするものだが、それでも
一朝一夕で禊ぎを認めるほど、宮崎の県民は甘くなかった。
存外に根深い「政党の政治家」に対する不信感が、「元タレント」による党推薦候補撃破という
異常事態をもたらしたのかもしれない。



いっぽう東氏、今後しばらくは何をやっても批判と賞賛が交々に訪れるだろう。
「タレント上がり」という素人臭いイメージを払拭するには、言葉よりも背中を見せることが必要だ。
暫しはパフォーマンスとしか見てくれないだろうが、結果を出せば人は付いてくるし。
無論、真っ白というのは何にも染まっていない反面、何にでも染まってしまうものである。
断じて清廉潔白さを失うことなく、良い意味で期待を裏切る手腕を発揮してもらいたい。

はっきり大方の予想を裏切った今回の知事選。
地方の自立、というと陳腐だが、汚職に対する声高な意見が目に見える数字として発現した、
このことは見事の一言に尽きる。
近来沙汰される道州制の件を鑑みても、地方県民の発言は改革的な方が近未来的で素敵だ。
地方地方とバカにされがちだが、県民の皆さんもきっぱりと零細意識を捨て、県政に頂いた
異色の知事と二人三脚で、積極的に県を変えていって欲しいと期待しています。




……と、キレイに纏めてみる。
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by taoyao | 2007-01-23 01:59 | ニュース

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