夜摩天の在所   

2006年 10月 19日

<福岡いじめ自殺>元担任が体調崩し、入院

三日前に私が危惧した、まさにその通りの結果になったというわけですか。



このままでは同じ温床を作り出すと、私は先日警告を書きました。
この教師への恨みや憤りや様々な負の感情が、社会に渦巻いて総攻撃を加える。
反抗のすべを持たない弱者を、延々と苛み続ける。
この学校で起こっていた事件と今の状況は、実のところ何ら変わりはありません。

この教師が許せないのは、私も同様です。何らかの責め苦を負うのも、また当然。
ですが、それをやるべきは我々ではないはずです。
この事件は、教師だけに責任が帰結するものではない。イジメに何らかの形で
関わった者は、誰もが等しく責任を負っている。
ひとりだけを論ってこてんぱんに貶めるのは、先に書いた通り、それこそ
学校でのイジメと全く同じです。

理の有る無しに関わらず、憎しみは連鎖するものです。
恨みつらみ、怒り蔑みに逆恨み……どこかで止めないと、延々誰かが誰かを
恨み続けることになる。
結句、この教師を真に責めるべきは、誰あろうこの教師自身だけです。
換言すれば、果たして過ちを償えるかどうかは、事ここに至った以上もはや
本人の良心のみにかかっているということ。
自殺した子には及ぶべくもないでしょうが、恐らく彼もまた、十分苦しんでいるはずです。



罪を裁くのは、我々の役目ではない。
それを弁えて、私はこれ以上、「イジメル側」には回るまいと思います。
悲しい事件を、これ以上後味の悪いものにしてほしくない……そういう気がします。
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by taoyao | 2006-10-19 14:18 | ニュース

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