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閏   

2006年 01月 01日

今年も残り365日となりました。
短い間ですが色々頑張りましょう。

8時59分60秒が存在 「うるう秒」

地球の自転速度と時刻とのずれを調整するため、1日を1秒間長くする「うるう秒」が2006年元旦に挿入される。世界で一斉に実施される措置で、日本では1月1日の午前8時59分59秒の後に、普段はない同60秒を挿入する。
 うるう秒は1972年から始まり、今回は7年ぶり23回目となる。
 世界共通の標準時刻は(協定世界時)は1958年から、セシウム原子の振動数から時間を測る原子時計を基に決めている。地球の自転との間でずれが生じるのは、自転速度が徐々に遅くなっていることが原因。<長崎新聞>


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 うるう年というのは聞いたことがあるが、うるう秒とはなじみの薄い。
時間は絶対的な規則正しさを保っているように見えて、意外とちょこちょこ
誤魔化してるってことらしい。

 ちなみに関連した話題として、うるう年というモノも意外と複雑である。基本的に4年に一度、2月末に1日増えるだけだが、そのうち100の倍数となる年についてはうるう年にしないというルールがある。更にその中でも400の倍数となる年は例外の例外としてうるう年にするというルールがあり、その為2000年は400年ぶりに、100の倍数の年でうるう年になったのである。

 また太陰暦、いわゆる旧暦では閏月というモノがあった。ベースとなる1年の基本日数が短く、354日であった為、それを延々放っておくと季節がずれていってしまうためである。それを防ぐため、1年13ヶ月になる年が3年に一度置かれていた。8月が2回、とか、そういう感じである。


 そして今日は、そうやって複雑に張り巡らせた「うるう」の細部のさらなる微調整。
普段時間に区切られて生活している分、微調整とか言ってると一体どれが「本物の時間」なのか、パラドックスに悩むことになりそうだ。深く考えない方がよさそう。

 何はともあれ、いつもよりちょっと長めの元旦を、皆様ごゆっくりお過ごし下さい。

by taoyao | 2006-01-01 02:16

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