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2005年 12月 29日

この度ブログ開設と相成りました。はじめましてtaoyaoと申します。
基本的には日々のニュースなどをネタに、所見を述べていく形をとりたいと思います。
どうも最近気になるニュース、一言言いたいニュースが多すぎるので。

というわけで、今日から唐突に始めさせて頂きますm(__)m

「プロジェクトX」終了 NHKの人気番組

 NHKの人気ドキュメンタリー番組「プロジェクトX」が28日夜、最終回を放送して終了した。同夜は、視聴者が番組をどう受け止めたかを振り返り、歌手の中島みゆきさんが出演し同番組のエンディング曲を歌った。(共同通信


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 プロジェクトXの主題歌を歌う中島みゆきさんは、私の好きな歌手の一人でもある。
今回はその中島さんも出演され、最後を飾ったということですが。


 戦後60年が経って、現代の日本は目覚ましいまでの技術革新を遂げた。
その陰には、沢山の努力と工夫とアイディアがあったことは言うまでもなく、
それを題材としたこの番組には私自身、感動や勇気など色々な感情を頂いた。


 どうしてこの番組が終わってしまったかと言えばそれは間違いなく、
取り上げたプロジェクトをいちいち「感動作品」に仕立て上げようとしたことが最大の理由と思われる。
 それは別に無理に劇的さを脚色したとかそういう演出的な話もあるのだが、私が想っているニュアンスとは若干違う。
実際世紀を揺るがす大発明でなくとも、全ての何かしらの取り組みには、あらゆる試行錯誤や
創意工夫が凝らされている。それ自体は、実は何も特別なものではない。
 例えば小さなお店での営業戦略一つをとっても、また料理屋で出すメニューの味付け一つに至るまで、そこには様々な「物語」がある。それを並べてみた時、まるで良く出来たドラマの脚本のようになっているだけのこと。

 私はある意味で、この番組は役割を果たし終えたとも思っている。
テレビに取り上げるそれを見なくても、そこらじゅうに実は感動秘話は転がっていて、働く人の数だけ「プロジェクトX」があるということに、みんなが気付き始めた。
自分の人生が最高のプロジェクトXだと、みんなが勇気を持てるようになった。 
 この番組が伝えたかった最大のテーマは、きっとそれだと思う。数々の偉大な方達のサクセスストーリーではないのだろう。

 これからは見た人が、自分だけのプロジェクトXを創り上げて行く番になった。
例えば特に受験生なんて、今頃火曜夜21時44分頃だ。一年かけたプロジェクトXも、クライマックスだ。
 一人一人の労働者、家事就労者、そして学生も、それぞれのプロジェクトXを作っていく。沢山の「地上の星」が、また輝いていくだろう。
 プロジェクトXという「プロジェクトX」は、私達に確実な何かを残して、エンディングテーマの時を迎えた、そう思うのである。
  

by taoyao | 2005-12-29 12:39

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