「矜」   

2006年 03月 31日

「矜」使った命名認めず 慰謝料請求を棄却

国が人名に「矜(きょう)」の使用を認めないため「矜持(きょうじ)」と命名した二男の
出生届が受理されず、精神的苦痛を受けたとして、愛知県愛西市の小学校教諭が
国と市にそれぞれ約10万円の慰謝料を求めた訴訟で、名古屋地裁は30日、
原告の請求を棄却する判決を下した。
(共同通信)



昨今、妙ちきりんな名前が流行っていますねえ。
と言って別にこの「矜持」という名前を妙ちきりんだと言ってる訳ではありません。

どうして漢字程度自由に認めてやらないんだという声も多いですが、その理由はやはり
社会的混乱を招くおそれがあるということが第一です。

社会に出た時、名前は自分自身を表します。
難解な漢字を冠しているせいでどこかで名前が間違って伝わった時、社会の中で
その人をその人と証明する証拠が何もなくなってしまう。
大袈裟な話ですが、その最たる例が戸籍を初めとした行政事務上の問題です。
ここで間違ったら大変。稀有な漢字を自由に使うと、どうしても間違いが起こりうる。
常用外漢字を国が制限しているのは、そういう理由があります。

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近年、名前というものに対する意識が変わってきてる気がします。
名は体を表すってんで、気の利いた名前を付けるのは大いに結構。
確かにそうだと思うけども、ただ当て字のような名前とか、下手すれば
どう頑張ってもそうは読めないような漢字を冠したりとか。
暴走族の夜露死苦みたいな名前になってて、子供が可哀想になったりして。



名前を付けることを「命名」と言います。
社会に出れば、名前は則ち彼の「命」を表す大事なモノになるのです。
親はそれを心得て、そして子供のために責任を持って「命名」してあげなければいけない。
親が好きな様に言葉を並べるような安易なモノではないことを、間違えてはダメでしょう。



命につく名前を、心と呼ぶ
名も無き君にも、名も無き僕にも

(中島みゆき)
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by taoyao | 2006-03-31 00:00 | ニュース

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