今更ながら初場所のことについて。   

2009年 01月 28日

朝青龍の優勝で幕を閉じました

 ここに掲載していたとおり、個人的には白鵬と予想してましたがハズレてしまいました。
 この結果は、でも素直に喜べるものでした。

 誰かが面白がって煽り立てているから、いつまで経っても朝青龍がヒール役から脱却できない。それはスポーツ紙であったり、やくみつるのような偏見的な自称解説者であったり、したり顔の巷の爺さんだったりするわけですけども。
 朝青龍がヒール役で固定されるなら、それはそれだと思う。
 けどね私ら好角家は、ヒール云々の前にまず「相撲」を見に来てるんです。

 土俵の外での言動が多少粗野であろうが所作に問題があろうが、はっけよいからのこったのこった、勝負アリっのその瞬間までで力士の価値っちゃ九割以上決まります。当たり前です。
 ヒール役に仕立て上げて、優等生白鵬との対照構図を作りたいなら作れば良い。
 それはスポーツ紙のやることだから。
 それはそれで、いつまでもウケてると思ったら大違いだと思うけども。

 要するに横審ですよ。
 横審――横綱を審議する、ってご大層な看板を背負うならもう少し言い様を選べないのか。
 品格に注文を付ける前に、怪我に耐えて復活優勝した横綱に言うべきことあったんじゃないの。
 横綱は勝って当たり前だからそんなこと言わない、とか? 
 貴乃花の時に同じ事を言えましたか。貴方達。

 力士を肩書きで神格扱いして人間的な扱いなんてしてやるものかっていうなら、横審など解散してしまいなさい。
 熱狂的な初場所から数日と置かずに水を差すコメントを発表したその名は横綱審議委員会。
 私はこっちの方の品格をこそ、問い質したいね。



 朝青龍がガッツポーズしたときの、両国国技館の盛り上がりを彼らは聞いてたでしょうか。
 相撲は勝負です。あのガッツポーズに国技館が盛り上がった、あの時朝青龍と会場の朝青龍ファンは同じ興奮を共にしてたんですよ。スポーツにおける「勝利」という、最高峰の興奮。
 この興奮のために人はスポーツをやるし、人はスポーツを見る。
 その様子を花道で横目に見ながら「フムフムこれは品位に欠けるな明日叱責だな、ウム!」
なんて見方しか出来ない委員会に、もう一度言うけど何の価値もありはしない。 
 有識者集団なのかもしれないけど、常識者集団じゃなかった。
 じつに残念なことでした。

 横審よ、相撲を見なさい。
 相撲界で一番上の地位にある力士を語るべき貴方らが、文句ばっかり言ってスポーツ紙を喜ばせてるなんて本当に哀しいことだよ。
 自分らのコメントも、スポーツ紙に美味しくいただかれてることを自覚しないと。
 人の品位を問い質す前に、自分らの襟を正したらどうなのよって私は思うよ。
 
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by taoyao | 2009-01-28 23:06 | ニュース

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